山口大学大学院医学系研究科臨床神経学講座
専門医研修プログラム
- 神経内科医局の方針
世界に通用する一流のneurologistを育てることを第一の理念とし,優れた臨床家,研究者,教育者を輩出することで日本の神経学の中核,さらには世界の第一級レベルの教室に発展できるものと考える. - 診療実績・研究分野など
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神経内科疾患全般を対象疾患とし病棟・外来を行っている.
- 年間入院患者約140人,年間外来新患数約1000人
- 専門外来:認知症,神経生理,不随意運動へのボツリヌス毒素治療
- 自己免疫性神経疾患の診断と新規治療法の開発
- 末梢神経・筋疾患の診断と治療
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血液脳関門、血液神経関門を構成する培養内皮細胞を用いた研究により着実に業績を積み重ね,世界にむけ発信している.
☆特に力を入れている分野- 免疫性神経疾患の発症機序の研究
- 免疫性神経疾患の効率的治療法開発にむけた研究
- 神経変性疾患の画期的な治療法の開発
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神経内科疾患全般を対象疾患とし病棟・外来を行っている.
- 専門医コース
- 神経内科専門医コース
- 4-6年目に①神経病理学,②臨床神経生理学,③神経放射線学,各3ヶ月の専門研修期間を設定.
- 神経内科専門医は認定内科医(4年目に取得)取得後に受験する.最短で7年目に受験資格を得る.
- 取得可能な専門医資格一覧
日本内科学会臨床認定医・専門医, 日本神経学会専門医, 日本老年医学会専門医, 日本脳卒中学会専門医, 日本頭痛学会専門医, 日本リハビリ学会認定医・専門医
- 神経内科大学院コース
- 3年目は専門研修を行い神経内科の基礎を学び,4-6年目に研究を行い6年目に学位を取得する.
- 7年目に臨床神経学の専門研修期間を設定する. 神経内科専門医は7年目に受験資格を得る.
- 留学先(国内外)
神経内科大学院コースの選択者は以下の施設への留学が可能である.
(専門医コースでは基本的に留学はないが,希望者には相談に乗ります)
国立精神・神経センター神経研究所, 東北大学未来科学技術共同研究センター, 東京医科歯科大学脳神経病態学講座, 米国ジョージア医科大学分子生物学研究所(Robert K Yu所長)など
※ いずれのコースも終了後は関連病院または大学病院勤務
- 神経内科専門医コース
- 主な関連病院
- 県立総合医療センター(神経内科教育研修施設)
- 関門医療センター病院(神経内科准教育研修施設)
- 入局相談窓口