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山口大学大学院医学系研究科臨床神経学講座

ごあいさつ

医局長からのメッセージ

2024年3月23日
 2018年春から医局長を務めさせていただいている清水文崇です。現在医局の運営の実務面を担当しています。その運営方針は中森雅之教授の提唱される、「治る脳神経内科を実現し、国内トップレベルの優れた臨床家や教育者、世界に通用する研究者を輩出すること」です。当科は大学在籍医師20名程度の比較的小規模な医局でアットホームな雰囲気を持ち、皆で成長していくという考え方で運営されています。現在、臨床実習の学生、クリニカルクラークシップ、初期研修医、後期研修医などが脳神経内科にローテーションしておりますが、脳神経内科医を目指す方だけではなく、他の内科系や神経系にかかわる部門を目指す皆さんにも脳神経内科学を広く、臨床に役立つ知識や考え方、手技を伝えるように努めています。  また、脳神経内科に入局された方々にはそれぞれの希望に応じたキャリア形成の実現を目指しています。個々人の希望や資質に合った臨床修練を重ねていく方針を取っています。学会発表や論文発表も積極的におこなっており、国内の学会で多くの賞を受賞しています。
 当科は神経免疫疾患、末梢神経疾患、パーキンソン病関連疾患、神経変性疾患、筋疾患などの神経難病患者さんの診療が充実し、電気生理診断、末梢神経病理診断、自己抗体測定を強みとしています。また、てんかん、認知症、頭痛などのcommon diseaseの診療も積極的に行い、幅広い神経疾患に対応しています。研究面で充実は高い評価をえており、筋強直性ジストロフィーの研究、自己免疫性神経筋疾患と血液脳関門/血液神経関門/血液筋関門の研究、iPS細胞を用いた研究、免疫介在性ニューロパチーの抗体測定など、臨床に直結する・世界に通用する研究を複数展開しています。優れた臨床医、研究医になりたい方にお勧めの医局です。
 関連病院として、山口県立総合医療センター、関門医療センター、徳山中央病院、宇部興産病院、よしみず病院があり、継続的に人的交流をしております。
 医局で勉強することで個々が成長し、「地域・日本で活躍できる医師、世界に通用する研究者」を多数輩出できる医局となるよう努めたいと思います。

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清水医局長

清水医局長

医学系研究科 臨床神経学講座

〒755-8505
山口県宇部市南小串1-1-1
Tel: 0836-22-2719